【総務省家計調査】ニッパチ神話はもう古い!データを分析して消費を捉えよう!
- 2020.06.10
- 広告市場動向
目次
【2019年版】レスポンスが期待できる時期に効率よく販促を!8月に需要の高まる業種を大公開!
総務省により毎月、全国約9,000世帯を対象として家計調査が行われています。消費者からどのような項目に消費を行ったのか調査していますので、ジャンル毎に消費の傾向を捉えることができます。前年8月の支出が高いジャンルを調査しました。 出典:総務省統計局「2019年家計調査」
2019年8月「外食」の消費額は年間第1位!
外食の消費支出は8月>12月>3月の順に高い結果となりました。年間で消費が1番高くなるのが8月です。子供を対象にした割引キャンペーンが夏休みのファミリー需要を捉え、期間限定商品による新規獲得、客数・客単価ともに上昇する傾向です。コロナ後の「リベンジ消費」で、より支出が増えるのではと予測されます。
2019年8月「菓子」の消費額は年間第3位!
菓子の消費支出は12月>3月>8月の順に高い結果となました。年間で消費が3番目に高くなるのが8月です。12月はクリスマス、3月はひな祭りや端午の節句がありますが、注目すべきはバレンタインのある2月よりも8月の方が需要が高くなっています。夏休みのファミリーやお盆の帰省、その他手土産で購入する機会が多いようです。
2019年8月「食料」の消費額は年間第2位!
食料の消費支出は12月>8月>5月の順に高い結果となりました。年間で消費が2番目に高くなるのが8月です。飲料、出前、外食は含みません。上記の「菓子」と同様に、夏休みのファミリーや、お盆による人の集まる機会が多くなることに起因していると予測されます。
2019年8月「自動車等関係費」の消費額は年間第1位!
自動車等関係費の消費支出は8月>3月>2月の順に高い結果となりました。年間で消費が1番高くなるのが8月です。新車や中古車、原付の購入費から保険料、車検費、修理費なども含まれます。決算商戦のある3月よりも、ボーナス期を迎えたあとの8月が、消費者側の財布の紐が緩くなり消費につながっています。
2019年8月「教養娯楽サービス」の消費額は年間第1位!
教養娯楽サービスの消費支出は8月>5月>4月の順に高い結果となりました。年間で消費が1番高くなるのが8月です。 教養や娯楽、趣味などのためのサービスに費やす人が多い傾向です。連休自体は年末年始やゴールデンウイークもありますが、この時期にチャレンジする人が多いようで年間で唯一20,000円を超える月です。
「医療系」をアピールするなら8月がカギ!
保険医療の消費支出は9月が1番高い結果に。夏場は服装や食事が「冷え」に対して無防備になり、体には夏の疲れが溜まり、9月に体調不良を起こすことが多いと言われます。8月からアピールすることが重要です。
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